リッチェル「ペットキャリー」のカバーを手作りしてみました。
かかった費用や必要な材料、一連の作業の流れを紹介していきます。
こんな人のお役に立てる記事です。
- ビビりの猫ちゃんのために、病院に行くとき、キャリーをすっぽり覆いたい
- 寒い冬の移動時、キャリーをすっぽり覆いたい
- 安く かつ、簡単に、自分の好みのキャリカバーを作りたい
リッチェルキャリーカバーを手作り!思ったより簡単、そして安くできた
こちらが私が実際に自作したカバーです。
裁縫の勉強なんてしたことない素人の私でも、簡単に作れました。
しかもかかった材料費は、2300円!
リッチェルキャリーカバーを手作りしようと思ったわけ!
- キャリーで移動時、愛猫を雨や風から守りたい
寒い冬の移動時は、容赦なく、冷たい風が、キャリーに吹き込んできます。
特に寒い冬、ネコちゃんの移動は大変!
でも、犬猫譲渡会に参加時や、ネコちゃんの体調が悪いとき、季節や天気なんて言ってられないのです。
風呂敷で覆いたいと思ったのですが、そんな大きな風呂敷がありません。
- 購入するとすごく高い!
既製品になると、3,000円~1万円するんです( ゚Д゚)
のちほど、素敵な既製品についてはご紹介致します♪♪
- 自分の好みの布で作成したい
既製品の場合、機能的にはバッチリだったとしても、やっぱり、自分のお気に入りの布のカバーだったら嬉しいですよね。
オリジナルキャリーカバーの作り方 手順 費用
カバー作りはとても簡単です💛
- 好みの布を2枚購入
- 中表に縫って
- 取っ手の所に穴を開けて処理をするだけなんです。
実際にかかった費用
- 表布 700円
- 裏布ボア【モコモコ布】 900円
- ニット用のミシン 360円
- ニット用の糸 340円
合計 2,300円
実際に購入したもの
参考 ミシン針と糸は、ニット用で、モコモコのちょっと伸びる生地に使うといいそうです。
ニット用ミシン糸#50 針#11
重複しますが、手順を簡単に説明
- キャリーケースをのサイズを測る➡布を裁断する
- 中表に縫い合わせる
- 取っ手の所に切込みをいれて、縫代の処理をする
step
1キャリカバーのサイズをソフトメジャーで測る
私が実際に使用しているリッチェルキャリー
ソフトメジャーで、クルっと回して測ります。
測定結果
- 青い線【縦】 約78㎝
- 赤い線【横】 約96㎝
※個人での測定になりますので、多少の誤差はご了承ください。
step
2表用/裏用 生地のサイズ決め
布のサイズについて参考メモ
ピッタリサイズ(78×96㎝)で作成すると、カバーが下についてしまうので、カバーが下に付かないように、お好みで1㎝~3㎝程短くする。。
キャリーの底は、前側を除き、プラスチックになっているので、多少短くなってもOK
私が決めた【短くする長さ】
青い線の横:1cmずつ【78-2=76㎝】短くすることにしました
赤い線の縦:2.5㎝ずつ【96-5=91㎝】短くすることにしました
- よって 仕上がりサイズは【76×91㎝】となりました。
- ぬいしろは、各端っこ 2.5㎝にしました。
表、裏布裁断寸法
- 76+5=81㎝
- 91+5=96㎝
step
3中表にして、3辺を縫い合わせる
白い点線の①②③を、中表にして縫い合わせる
※④は縫わない
step
4出来上がった布を表側に返す
布を表に返して、表側から④を縫う
モコモコの布が少し見えた方が可愛いかなと思って、少しだけ出して縫いました※お好みで
step
5出来上がった布を実際のキャリーにかぶせる
布をかぶせてみて、全方向を確認しする。
この段階で、長さが長ければ、中表から、調整して縫いなおします。
step
6表側から、布を縫う
各長さの調整がOKであれば、布を表に返して、①~③を表から縫います。
④と同様に少しだけモコモコ布を出して縫いました。
回答 モコモコ布に多少の伸縮性があるので、多少、両サイド外に出して縫っても、特に問題はありませんでした。
もしかしたら、多少の引きつりがあるかもしれませんが、そこは、素人ということでご勘弁m(__)m
step
7取っ手の位置を確認して、布に切り込みを入れる
取っ手の長さを測ります。
取っ手は13.5㎝でした。取っ手の厚みが約1.5㎝なので、
✅切り込み寸法の実寸法➡13.5+1.5+1.5㎝=16.5㎝
▼ ▼ ▼
- 左右の縫代をプラスして、18㎝カットすることにしました。
キャリーに布をピッタリかぶせた状態で、取っ手の所を確認して、印をして位置決める➡
布をハサミで、真っすぐカットします
step
8取っ手の部分をバイヤステープで囲う
- まず、出来上がりの取っ手を見て、作成をイメージしてください
切り込んだところを、下記のように⑤と⑥の布で縫います。
- ⑤の布2枚
- ⑥の布を表側から2枚、裏側から2枚=合計4枚
私は同じ布を使いたかったので、余った布をバイアステープのようにして縫うことにしましたが、市販のバイアステープを利用してもOKです。
step
8-1⑤の布を縫い付ける
- ⑤を2枚作成する 横の長さは切込と同じ18cmにする
印をつけるためにアイロンをあてる。
縦の長さ、及び、ぬいしろは、お好みで調整可能です。
- 表側から、白い点線部分を縫う
step
8-2裏用の⑥の布を縫い付ける
- ⑥の裏側用を2枚作成する
印をつけるためにアイロンをあてる。
- 裏側から【白い点線部分】の⑥を縫う
裏側から縫ったので、表に返すと、縫い目がぐちゃぐちゃで斜めになっています➡➡
その部分を覆い隠すように、表側から少し大きめの⑥を縫い付けます。
step
8-3表用の⑥の布を縫い付ける
- 少し大きめの⑥表側用を2枚作成する
印をつけるためにアイロンをあてる。
- 裏側の縫い目を隠すように⑥表用を縫い付ける
では、キャリーにカバーをかぶせてみましょう。
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9両端を止める方法を考えよう
手っ取り早く、ゴムで結ぶことにしました。
ハンドメイド作家 HIROMIさんのご紹介
この投稿をInstagramで見る
九州地方で活動されている、ハンドメイド作家のHIROMIさん💛
【保護活動されてる方を応援したい】ということで、この度、ご縁がありまして、プレゼントしてくれました💛
有難うございます。その気持ちがとっても嬉しくて、嬉しくて。。😭😭
沢山頂きましたので、ねこわんライクのメンバーとシェア致しました。
✅HIROMI(@cat_manblack) • Instagram
- なお、上記のねこちゃんゴムは非売品となりますので、代替品のねこちゃんゴムのご紹介
簡単プラン② 包んで、クリップで止める
両方から箱を包むような感じで折り畳み、クリップで止めます。
縫付けプラン③ ボタンで留める
少ーーしだけ面倒ですが、スナップボタンや、マジックテープなどを縫い付けて止める。
おまけで、ポケットとブローチを付ける
猫ちゃんのゴムや、診察券などが入るようにポケットを取付けました。
また、キャリーをすっぽりかぶせると、どちらが前扉か分からなくなるので、手持ちのブローチを目印として取付けました。
通販で購入可能なキャリーカバーの紹介
通販で人気のキャリーカバーの紹介です。
- 裁縫はめんどくさい
- 自分では上手に作れる自信がない
- ミシンがないので裁縫できない!
こんな場合は、出来上がりを買うのが一番ですよね。
- 私も買いたいな!って思った商品がコチラ 8,800円
取っ手の部分や、止める部分も可愛くて素敵です💛
そして名前入りのサービスも💛
- 少々お高いですが、トルクボタンがとっても可愛いカバー 12,800円
- リッチェルの本家本元のカバー!さすがの機能充実
全ファスナー仕様、また、小窓用に中も仕切って、開閉されるよう工夫されていて、さすが既製品です。
個人的には、色がいまいち。。。なのですが、機能性を重視したい方にはお勧めです。
- 番外編!オシャレなトートタイプのキャリー発見 5,380円
私の田舎くさい?(笑)(笑)カバーと違って、めっちゃオシャレですね。。
【まとめ】世界に一つのオリジナルクレートカバー
- 自分の好きな柄の布で、かつお安く
なんといっても、自分の好みの柄で作成できるのが、嬉しいですね。
布代だけの実費なので、値段も格安!
寒い冬の雨風も、しっかりガードできるので、ネコちゃんも飼主さんも安心!
- 前側を開くと猫ちゃんのお顔も見えて安心💛
病院の待合、車内などでもお顔を見ることも出来ます。
上記参照 今回【リッチェルキャリーSサイズ用】にハンドメイドしたキャリーカバーですが、別のキャリーSサイズに使用しても、問題なく使うことが出来ました。
- 真っすぐ縫うだけなので簡単
型紙不要!難しく縫い合わせたりする必要がないので、簡単です。
素人の私でも一日で、十分作成できました。
- 残念ポイント
は、、個人的にはなかったです🙋♀️🙋♀️
一つあるとしたら、冬用のもこもこ仕様なので、夏用のカバーを近々作ろうと思っています。
ビビりの猫ちゃん(病院嫌いの猫ちゃん)は、病院に来る際、キャリー越しに見えるお外の景色を覚えていて、それで移動時から病院への恐怖が増すんです。
だから、ビビりの猫ちゃんは、キャリーをすっぽり袋かカバーなどで覆ってくるといいですよーーー
最後まで読んでいただき、有難うございましたm(__)m
獣医さん
先生のアドバイス