①家猫修行日記【第1週目】捕獲➡TNR➡リリースor保護か？

 

人生初のTNRをやってみた話

自分自身への忘備録も兼て、日記に書いています。現在進行形の日記につき、お話の結末はありませんので、ご了承くださいませ。

 

2021年8月2日　銀ちゃん捕獲の日

銀ちゃんとは、約１カ月に渡って、ご飯をあげながらお友達になりました。

ここまで来るのに、紆余曲折色々ありましたが、この度、銀ちゃんをTNRすることに決めました。

 

 

前日の19時までに捕獲して、病院に連れていかなければならないので、

8月2日、夕方捕獲することとなりました。

奥の深い話なので、こちらをご参照下さい➡➡さくらねこ♥ＴＮＲとは – どうぶつ基金

 

朝から、極度の緊張で、胸が高鳴り、ご飯ものどを通りませんでした（笑）

 

ドキドキマックスの中、夕方、いつもの場所に行ってみました。

別の餌やりさんが、猫たちにご飯をあげようとしている様子がうかがえました。

10匹ほどの猫が、ご飯を心待ちにして座り込み！みんな微動だにしません。

 

 

「銀ちゃん、銀ちゃん」小さな声で呼んでみました。

銀ちゃんが私の声に気付いて、振り向きました。

そして、なななななんと！
私を見て、こっちに駆け寄ってきたのです😭😭😭

 

 

しかし、キャリーを隠した場所まで50ｍあります。

50ｍという距離を、野良猫　”銀ちゃん”　を抱っこして移動するのはリスクがありすぎます。

万が一嫌がられて、逃げられたら終わりだからです。

 

チュールを少しずつあげながら、キャリーのところまで、誘導しました。

 

キャリーまであと５ｍ！！

 

ドキドキ！ドキドキ！

 

私は素早く、銀ちゃんを抱き上げ、5m小走りしました。

そして、次の瞬間、キャリーに押し込みました。

 

銀ちゃんは一瞬、戸惑って、手足をモモンガのように広げました。

私も、一瞬戸惑いましたが、グッと頭を押さえてキャリーに押し込みました。

 

その時の、手の感触が。

その時、グッと頭を押さえつけた感触が。。

 

まるで、何か重大な犯罪に手を染めたような気持になり、忘れられません。

 

キャリーの中に突然入れられた銀ちゃんは、大暴れ！！聞いたことない大きな声でしばらく鳴いていました。

いつも小さな声で鳴く銀ちゃんに、こんな大声で鳴くパワーが秘められていたかと思うとビックリ！

と、同時にとても悲しくなりました😭😭😢

 

 

言いようのない罪悪感が何度も何度も襲ってきて、気持ちの整理のつかないまま、銀ちゃんを病院に送り届けました。

 

参考保護犬猫譲渡会【愛媛県/伊予郡/松山】ねこわんライク詳細

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8月3日　去勢手術無事終了

夕方19時お迎えに行きました。

男なので、右側の耳をサクラの形にカットしてもらいました（女の子は左側のお耳）

 

捕まえてから１泊２日経っているというのに、キャリーに敷いたペットシーツには、まだ、土埃の汚れが付いています。

野良猫の過酷な現実です。

 

 

早速用意していたケージに入ってもらうと、ここはどこ？なんでケージ？出して！と不安そうに鳴きます。

術後ということもあり、その日は、そっと部屋を閉じました。

 

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とりあえず、しばらく完全隔離😥です。

我家には、先住猫２匹がいるので、病気がうつらないように完全隔離です。

 

 

ケージの中に入った銀ちゃんは、

私から顔を背けてプイ！！

まるで、機嫌を損ねた子供のようです。

 

銀ちゃんはプイと反対むき、愛猫のまぁちゃんは、どこか隠れてしまい、二人からそっぽを向かれてしまいました。

その夜は、とにかく不安で不安で、

こんなに不安な気持ちになったのは、何年振りかなぁ。。なんて思いながら、一人で心細く、朝を迎えました。

• 銀ちゃんを無理やり捕獲した罪悪感
• 銀ちゃんからの信頼を回復できるのか
• TNRの手術後は元に戻した方がいいのか？おうちに迎えた方がいいのか？

 

8月4日　TNR後➡２日目

5：20　小さな声で鳴いてるのが聞こえました。

部屋に行ってみると、昨日は一切口をつけなかったお水も、全部飲んでいました。

そして何より、元気そう！です。

 

一日分だけお薬（抗生剤）をもらっているので、今日の夕方までは、少なくとも我家で過ごすことになります。

 

こちらは、ねこわんライク犬猫譲渡会場にて、ご寄付で頂いたA/D缶！少しだけおすそ分けで頂きました😋有難うございました。

中身は、なめらかペースト状で、高級フレンチのフォアグラみたいです。

ちなみに、このA/D缶回復期ケア、かなりお高くて400円前後😮

 

 

※嬉しかった項目のみ ● で記入しています

もちろん、なんの問題もなくトイレできちんと出来ました。さすが猫です。

 

急いで、銀ちゃんのうんちをもって、病院へ便検査をしてもらいに行きました。

結果は異常なしでした(^^♪

 

 

心地よさそうに頭をもたげて寝ています。よかった。

でも、このケージはちょっと銀ちゃんに小さいかな、、、と思い始めました。

 

 

心が通い合ってきた気がして嬉しかったと同時に、

置いてきた妹の「ポンちゃん」のことを思うと、胸が張り裂けそうで、涙が溢れました。

※ポンちゃんの映像は、この記事の最後にあります。

 

 

銀ちゃんをリターンするべきか！保護か！

明日には、決めなければなりません。

リターンにあまりに時間がかかると、元の縄張りに戻れなくなってしまうからです。

 

ケージの中で、悲しそうにたたずむ銀ちゃんの姿を見ると胸が痛みます。

銀ちゃんを【RETURN】元の場所にリターンしたほうがいいのかな？

元の場所には、妹のポンちゃんもいるし、仲間もいます。

何が正解か、考えても考えても、まだ答えが見つかりません。

 

8月5日　手術から3日目　ケージを購入しよう

朝からなんだかグッタリしてる？それとも大人猫ってこんなもの？暑いのかな？

エアコンの温度を１℃下げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ゆめみるいぬねこ友の会(@gototin510)がシェアした投稿

【抜粋】

猫助けは人間にしかできない。
全部なんて考えなくたっていい。
仲良くなった子がいたら、お友達になったなら、その子だけ家族に迎えてあげませんか？

 

「どうしようどうしよう！」ってずっと迷っていた私ですが、この投稿が、私の背中を力強く、押してくれました。

心の宿題がなくなったので、私の心はとても穏やかになりました。

ちなみに、この数日、不安で不安でご飯が食べれず、1.5キロ痩せました！

しかしながら、この決心を機に、食欲もりもり！あっという間に、体重は戻ったのでありました🤣🤣

 

お世話する！って決めたので、小さなケージを新調することにしました。

 

先ほどのゆめみるいぬねこ友の会▲のInstagramに掲載されていたケージが、色も大きさもいい感じに見えたので、

直接DMで質問してみました。

 

 

参照左側の白い旧ケージだと、３段目に上がった時、頭がつっかえて、首を垂れた状態になってしまってました。

 

ニトリのNクールのベットの中に、ダイソーのひんやりシートを敷くことにしました。

実は、銀ちゃんの毛の中には、まだまだ、ほこりや汚れが詰まっていて、ひんやりシートを拭いても拭いても、拭き取りシートが薄っすら茶色に汚れるんです。

ニトリのベットは布製なので、毎日洗うことも出来ないので、ダイソーひんやりシートを中に敷くことにしました👀👀

 

８月６日 　手術から４日目　猫じゃらしで遊ぶ

夕飯のあと１時間くらい毛づくろいをしています。

 

猫が猫じゃらしで遊ぶって当たり前かと思ってたけど、銀ちゃんは、昨日も一昨日も、猫じゃらしを恐れていたんです。

これも家ねこ修行の一つですね(●´ω｀●)

 

そして、時折、野良猫っぽく？へんてこりんな裏声で鳴きます。

一日に４回くらいこうやって鳴きますが、すぐ鳴きやみます。

 

 

8月7日　手術から5日目　初めての病院

今日は、ほんだ動物病院へ行くことにしました。

2021年5月に松山市余戸に出来た新しい病院で、大人気の病院です。

院内では患者さん同士が、本田先生の素敵な所を褒めあう光景をよく目にしますｗｗ

 

銀ちゃんは前から見ると、顔が痩せていて厳しい顔に見えるのですが、横から見ると！ほら！こんなに可愛いお顔💛

初めての病院で、診察台で凶暴化？したらどうしようって心配していましたが、とてもいい子でした。

 

 

8月8日　6日目　ブラッシングしよう

ほんだ先生が、シャンプーするより、ブラッシングしてみたらいいですよって言われたので、

今日はブラッシングをしてみました。

頭を触ると、カサブタか何かわからないのですが、とにかく、ゴツゴツしています。

まだ、ふわふわにはならないけど、いっぱい栄養とって、頑張ろうね！

 

8月10日　8日目

朝ご飯は完食しましたが、どういうわけか、昼ご飯と晩御飯を、食べません。

でも、元気はあるように見えます。

その日、奇しくも、銀ちゃんが野良猫として生活していた場所で、夕方、大きな火事があったことを後で知りました。

 

心配していましたが、夜の10時の夜食は完食！

一体なんだったのでしょう？分かりませんけど、今は元気ならヨシとしよう！

 

　　まとめ【野良猫➡TNR➡家猫への道】

私は今まで、子猫しか保護したことありませんでした。

銀ちゃんの正確な年齢はわかりませんが、1歳から１歳半だそうです。

子猫と違うので、最初は戸惑いました。

 

まず、子猫だと保護➡もとの場所に戻すという選択肢はありません。

けれど、銀ちゃんのようにお外の生活を十分楽しく満喫？している場合、元に戻すのが正解なのか、

お家の猫として迎え入れるのが正解なのか、分かりません。今でも分かりません。

 

けれど、けれど、

そんな日は、いつも後ろ髪惹かれる思いで、家に帰らなければなりませんでした。

 

そして、銀ちゃんは、いつもいつも、私を見上げて小さな声で鳴くのです。

その声は、

「ねぇ、私を連れて帰ってよ、置いて行かないでよ、もっと遊んでよ」って

言ってるようにも聞こえました。

 

でも、こうかもしれません。

「今日はチュールはくれないの？チュールが欲しいんだけど！」

「ご飯、もっといっぱいちょうだいよ、私たちお腹空いてるんだから、明日もお願いよ！」って言ってるかもしれません。

私は「銀ちゃんはお腹が空いてるだけ、ご飯が欲しいだけよ」と、自分自身に言い聞かせて、納得させようとしていました。

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土砂降りの日、いつものように、ご飯をあげに行きました。

猫は水を嫌うので、銀ちゃんはいるかな？なんて思いながら行くと。。。

 

雨の日に私を待っていてくれた二人！この日のことを思い出すと、今でも、胸が熱くなります。

 

白い猫が銀ちゃんの妹の「ポンちゃん」です。

ポンちゃんはとても警戒心が強いので、素手で捕まえることができません。

 

私はポンちゃんを残してきたことが、今でもとても気がかりです。

でも、なんとか捕獲してTNRは出来たとしても、ポンちゃんを家猫として迎えることは難しいのではないかと思います。

そして、ポンちゃん自身もそれを望んでいないかもしれません。

 

自分の無力さに腹が立ちますが、これが今の私なので、仕方ありません😔

 

  ～～次回へ続く～～

 

というわけで、支離滅裂な終わり方となりましたが、

また次回の更新、良かったら見てください(/ω＼)

 

★銀ちゃん日記第②はコチラから↓↓

家猫修行日記【2週目～】TNR➡家猫になろう≪肺炎で危篤か？≫