猫を保護することって、すごく勇気がいることなんです。
私も初めて子猫を保護したときは、何から始めればいいのか分からなくて、正直不安でいっぱいでした。
でも、猫の命を守るために、勇気を出して行動してよかったと思っています。
保護した子猫を自分で飼うことができない場合、次のステップとして「里親探し」が必要になります。
こんな人のお役に立てる記事です。
初めて子猫を保護してどうしたらいいのか全然分からない
保護した後は飼えないから、里親さんを探したい
子猫を保護した人の体験ブログを読みたい
子猫を保護した理由
松山市内のガソリンスタンドでウロウロ歩いていた小さな子猫を発見。
しかも、目がぼろぼろで、開いていません。。よろよろです。
実際の映像
放っておけないと思い、その子猫を家に連れて帰ることにしました。
でも、私の家にはすでに猫ちゃんが2匹いて、新たに子猫を迎え入れることは難しい状況でした。
それでも、目の前で助けを求めている命を見捨てることができず、何とか一時的に保護することにしました。
保護した子猫の健康状態を動物病院でチェックしてもらう
私が保護した子猫は、見るからに健康状態がよくなくて、
病院に連れて行かなくちゃ!って、速攻連れて行きましたが!
元気そうに見える猫ちゃんでも、お外で過ごしてた猫ちゃんたちにノミやダニの駆虫は、最低限でも必要です。
動物病院にすぐ連れて行きましょう。
ノミダニ駆除以外にも、感染症や寄生虫の有無を確認することも大事です。
また、月齢に応じてワクチンを接種してもらうことで、病気のリスクを減らすことができます。
子猫を保護するのに必要な道具や準備
子猫を保護するのに、キャリーバッグがあればいいのですが、
ない場合は、段ボールや洗濯ネットのようなものでも代用できます。
子猫を保護した後に必要なもの
フード(ミルクやウェットフード)
トイレ用品
ケージ ベッド
子猫の場合は温かい場所が必要なので、毛布やヒーター、カイロなど
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初めての保護猫☆猫を保護したときに最初にすべきことはコレ!
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猫を保護する際には、その地域の住民との連携も大事!
私も最初は恥ずかしくて、近所の人に何も言わずに猫を保護しましたが、
もしかしたら誰かが世話をしていたかもしれません。
猫を保護する前に、近隣の方々に確認しておくと、あとあと、トラブルを避けることができます。
子猫を保護した後、新しい環境(お家)に馴染めるのか?
猫は環境の変化に敏感な動物です。
保護した猫が新しい環境に慣れるまでには、少し時間がかかるかもしれません。
最初の数日は猫が隠れてしまったり、鳴き続けたり、ご飯を食べなかったりすることがありました。
このような場合、無理に猫を触ろうとせず、安心できるようそっとしてあげることが大切です。
また、優しく話しかけたり、少しずつ距離を縮めたりすることで、猫も次第に心を開いてくれるようになります。
里親募集の方法(ネット、SNS、譲渡会地域イベントなど)
猫を保護した後、もし自分で飼えない場合は、里親を探す必要があります。
私が実際に試した中、効果的だったのは、里親募集サイトでの投稿です。
SNSだと、不特定多数の多くの方には見てもらえますが、興味がない人にも表示されますし、場所が遠かったりで応募がなかなかありません。
また、スーパーなどの掲示板やフリーペーパーに掲載するのも一つの方法です。
行きつけの動物病院やペットショップにチラシを貼らせてもらったことがあります。これも、近所の人など、多くの人に見てもらえるチャンスです。
里親探しを知人へ依頼、ポスターチラシの配布/掲示
- 友達にLINEを通じて聞いてみました→見つからず
- 自分で【里親募集のチラシ】作成 近所のスーパーやコンビニ、動物病院へ掲示をお願い
SNSやネットに里親募集を掲載してみよう!
ジモティというアプリをご存知ですか?
地元の人→ジモティと不要なものを直接会って取引(あげたりもらったり)したり、
地元の人と里親さん募集→応募が出来たりするアプリです。
ご興味ございます方は、こちらをクリック→→ジモティー 無料の広告掲示板 (jmty.jp)
こちらは、里親募集専門のサイトで、犬猫以外に、小動物、魚とりなどの里親さんを募集するサイトです。
保護犬猫譲渡会に参加して 里親さんを探す
コチラについては、後半で体験談をしっかりお伝えいたします☺
不安な方は、地域で保護活動をされてる団体さんに相談してみるのも一つの手です。
ただし「丸投げ」ではなく、あくまで「相談」 主役はあなたです!
里親候補の選び方と面接のコツ
里親さん候補者さんから応募があったら、くれぐれも慎重にお願いします。
里親詐欺、虐待目的の人もいますからね。
安易な譲渡は絶対NG
一生涯大切にしてくれるかどうかをしっかり確認!
里親さん候補に質問すること
里親さん候補に質問すること
先住猫の有無
家族全員が猫を迎えることに同意しているか?
猫アレルギーではないか
ペット可の住宅に住んでいるか?
猫が安全に過ごせる環境であるか
などを質問しました。
保護団体からのアドバイス
- 焦る必要ないよ!絶対いいご縁があるから。
- 安心できる100%の家族じゃないと、あとあと、自分が後悔するからね。ちょっとでも、不安とか、疑問がわくようなおうちには、絶対に里親に出したらダメだよーー
あなたが保護して、大事に大事に、大切に大切にお世話してきた猫ちゃんワンちゃん!
- 絶対に絶対に幸せになってほしいですよね。
- うちにいる時より、もっともっと幸せになって欲しいですよね。
- うちにいる時より、不幸になるのなら、里親になんて出したくないですよね。
だから、このおうちだったら、間違いない!っておうちの人にもらってもらわないと、
何かあるたびに、ちゃんとお世話してもらってるかな?寒くないかな?お腹空かせてないかな?って
心配で後ろ髪を引かれることになるらしいのです。
だから!
- そんな不安を払拭してくれる素敵な家族をみつけよう!
- 保護犬、保護猫なんて、タダ(無料)だから、貰ってあげるわ!!なんて考えの人はお断り!
契約書や譲渡に関する法的なポイント
猫を譲渡する際には、契約書を作成することをお勧めします。
私も最初は契約書なんて必要ないと思っていましたが、後々のトラブルを防ぐためにとても役立ちました。
契約書には、譲渡条件や里親の責任、万が一の時の対応などを明記します。
あと、契約書を交わす際に、身分証明書を提示してもらいます。
これにより、里親さんも安心して猫を迎えられ、私たちも安心して譲渡ができます。
里親への引き渡し後のフォローアップ
猫を里親さんにお渡しした後も、定期的に里親さんと連絡を取り合い、猫の様子を聞いていました。
引き渡し後のコミュニケーションの重要性
里親さんとのLINE等で連絡先を交換します。
猫が新しい環境に慣れていってるかを確認することができ、
また、何か問題が起きた場合も、早めに対応することができます。
猫が最初は食欲がなかったり、トイレの場所に慣れるまで時間がかかったことがありましたが、そのつど、里親さんと相談しながら解決しました。
里親からのフィードバックの取り方
里親さんからのフィードバックも大切です。
猫が新しい家でどんな風に過ごしているのか、どんな問題があるのかを教えてもらうことで、今後の保護活動にも役立てることができます。
私も里親さんから「猫が元気に走り回っている」「とても懐いてくれて嬉しい」といったフィードバックをもらい、とても安心しました。
トラブル時の対応策
万が一、トラブルが発生した場合は、冷静に対応しましょう。私も一度、猫が新しい家で他のペットと合わないという問題が起きました。
そのときは、里親さんと話し合い、双方合意の上で、猫を引き取ることにしました(出戻りってやつですね)
このように、問題が起きたときは、解決策を一緒に考えることが大切です。
保護猫譲渡会に参加して里親さんを探す 体験談ブログ
- 7月19日 ねこわんライクさんの譲渡会見学
- 譲渡会に参加するメンバーは、4~5人いらっしゃいましたが、どの方も、とても優しくて、見学に来た私を、温かく迎えてくれた。ここだと安心して、譲渡活動が出来そうだなって思った。
- グループ内だけで盛り上がってるような、独特な閉鎖的な感じが全くない。
- 参加しているねこちゃん、わんちゃんは、表情がとても穏やかで可愛い→大切にされているのが一目でわかる。
- 7月24日 譲渡会参加用に準備物の用意
- 100均でプラケース(簡易トイレとして利用)
- Amazonで簡易ケージを購入
ポイント
・折り畳み式で、不要時も隙間に片付けることが出来る。
・広げる時も、ワンタッチで面倒な組立要らず。
・万が一の、災害時に備えて1つは持っていた方がいいと思った。
- 7月25日 まだ猫風邪がなおりきらず、予防接種はお預け。月曜も注射にいくことに。今日の病院代8000円
- 8月8日 今日は最後の病院。検査と注射も完了!合計7回の病院通い。ななちゃん、よく頑張ったね。
※参考までに、医療費の合計34,000円
- 体重1.2㎏ 随分大きくなりました(^^♪
- 3種混合ワクチン(1回目接種) (^^♪
- 便検査 (3回目) 異常なし (^^♪
- ウイルス検査 陰性 (^^♪
- 応募3件
①7月23日 〇〇県の女性(中国地方)
「ねこ ください」って連絡が。
ねこくださいって、ななちゃんは物じゃないんです!失礼すぎます。
愛媛からは、遠すぎることを理由に、丁重にすぐお断りしました。
②7月24日 市内の20代一人暮らしの男性
実際にお会いしてみると、優しそうな男性でした。
ねこわんライクのアドバイス
【独り暮らしなので、ななちゃんのように小さい子の里親さんには向いてないよ】
- 一人でのお留守番時間が長すぎる。
- 急な体調の変化に気付けない。
- ご飯は1日3回はあげてほしい。
③7月31日 市内 30代女性(4人暮らしのご家族)
2020年8月2日【ねこわんライク】犬猫譲渡会初参加
11時からの譲渡会なので、開催30分前には到着できるようにしました。
持参したもの
- Amazonで買った簡易ケージ
- トイレ【ダイソーのカゴ】
- フード
- お水
- 保冷剤
- バスタオル(暑さよけ)
譲渡会場に到着!
朝からたくさんの方が会場に来てくれました(^^♪
11時になると、先日ジモティで問合せてくれた、女性の方がご来場してくださいました。
猫好きが伝わってくる、とても優しい方雰囲気の方です。
お母様がメインで飼われたいとのこと!
私としてはぜひ!と思ったのですが、結局、それ以来連絡なし。
他にも5家族くらいナナちゃんのことを見て頂きましたが、結局決まらず、来週に持ち越し。
朝一番に、お父さんと子供さん二人が見に来てくれました。
ななちゃんと猫じゃらしで、沢山、遊んでくれました。姉弟、二人とも額に汗がいっぱい!目のくりくりしたとっても可愛い二人です。
飼ってみたいけど、お母さんに聞いてみないと分からない、、お母さんは3時頃じゃないと戻ってこない。。とのことでした。
でも、お父さんが、トライアル申込書を記入してくれました。
素敵なご家族だったので、期待に胸が膨らみます。
ねこわんライクさんも、太鼓判を押してくれます!
譲渡会は3時で終わりなのですが、、、、
結局、3時までに、ご家族の再来場はなし。。。残念😥
でも、夕方、連絡がありました!
奥様とご一緒に、
私のおうちに、ななちゃんを見に来てくれることになりました。
ドキドキです!
ピンポーーン!
お二人がそろっていらっしゃいました。とても綺麗で、優しそうな感じの奥様です。
ナナちゃんをみて、可愛いねぇ。。。ってニッコリ。
保護猫ナナちゃんのトライアルが決定しました!
もしトライアル決定となれば、ななちゃんは2度と、私の家には戻ってこないことになります。
ななちゃんの門出の日!笑顔で送り出してあげないといけないのに、涙があふれてきます。
でも!有難いことに、ねこわんライクさんが同行してくれました。(^^♪
夏の涼しい夕暮れ。。。心地よい風が吹きます。
私はこの日、ななちゃんと一緒に感じた【夕方の光景と、そよ風】を一生忘れないと思います。
最後に車内で撮った写真です。
里親さんのおうちに到着しました
ななちゃん!おうちに着くなり、すぐさま、猫パト開始!
そして、3分後には、おトイレでおしっこ。。。緊張のかけらもないです。
このご家庭は、先住猫さんがいないので、トライアルは1週間です!
もう、すっかり家族に馴染んで、うまく行きそうな予感です。
1週間後、無事、正式譲渡となりました✨🎉🎉🎊
ということで、ななちゃんと私が過ごした45日は、このようにして幕を閉じました。
幸せなご家族にお嫁にいった【ななちゃん】に関して、これ以上追記することがないからです(^^♪
ちなみに、名前は、ななちゃん(仮名)あらため、
ふうちゃんに決まりました。
里親さん決定ポイント
- 家族が多いので(5人)、子猫のななちゃんが一人になる時間が短い
- 家が遠くない(子猫の移動が負担にならない)
- ペット飼育可能な住宅である
- 6カ月後の避妊手術の承諾
- 医療費の一部の負担を承諾
譲渡の際には、医療費を請求しよう
今回ななちゃんにかかった医療費は、実費で34,000円でした。
里親さん初心者の方なら、『医療費なんて請求したくないわ!この子が幸せになれば、それでいい!』って
きっと、思うと思います。私もそうでした!
👉でも、ねこわんライクさんが、こうアドバイスしてくれました。
医療費を請求するのが大事な理由
・応募した方が、万が一虐待目的だった場合
きっとその方は、お金が必要なら、要らないと立ち去るでしょう!
・医療費の負担をお願いした途端 は?😡って言われる方
その方は、動物が病気になっても、きちんと病院にも連れて行ってくれないかもしれません
👉だから、医療費を請求することは、大事なことです。
なお、医療費は全額請求、一部請求か、里親さんが決めます。
- 今回、私は、8,000円を請求させて頂きました【なお、医療費を請求する場合は領収書原本をお渡しています】
- ワクチン代 4,000円
- 便検査代 1,000円
- ウィルス検査 3,000円
なお、里親さんから頂いたお金は、次の保護猫のお世話に”つなげ”ていきたいと思います。
保護した猫の里親探しのまとめ
- 里親を探す方法
- ネットでの掲載
- 知人を通してのお願い
- スーパーやコンビニなどで、チラシの配布、掲示
- 譲渡会への参加
保護活動の継続性とその効果
私たち一人一人の個人が、猫を保護し続けることで、少しずつですが、野良猫の数が減り、地域がよりクリーンで安全な場所になると信じています。
また、保護された猫たちが、幸せに暮らす姿を見ると、本当にやりがいを感じます。
この記事を読んで、もしあなたが猫を保護する機会があったら、ぜひ勇気を持って行動してみてください。
あなたの行動が、猫の命を救い、社会を変える第一歩になるのです。一緒に、優しい社会を作りましょう。
一番最初に拾ったときの写真と、45日後の写真です。可愛くなりました(^^♪
幸せにね~~ Always be happy!
ねこわんライク☆活動内容および譲渡会情報