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閉ざされた眠り姫|全話ネタバレあらすじ!気になる結末は?徹底解説

2025年8月13日

閉ざされた眠り姫 あらすじネタバレ

 

ドラマボックスで配信中の「閉ざされた眠り姫」は、養女として育ったヒロイン・明月が、愛と裏切り、自己犠牲、そして30年の眠りからの再会を描く全33話のストーリーです。

 

養女として育った陸明月は、実の娘・陸星辰が家に戻ってきたことをきっかけに、家族から冷たくされ、居場所を失ってしまいます。 それでも「育ててもらった恩を返したい」という思いから、家族のために尽くし続けました。

やがて明月は、長兄が進めていた「明月睡眠計画」という長期睡眠実験の、最初の被験者として志願します。本来この計画は志願者が現れず進んでいませんでしたが、せめてもの恩返しになればと決意。さらに、盲目の次兄のために角膜も提供し、30年間の眠りにつきます。

その後、家族はこれまでの仕打ちと彼女の犠牲を深く後悔し、涙ながらに明月を思い続けます。

そして   30年後、ついに目覚めた明月。 失われた記憶の中で、彼女は家族と再び心を通わせることができるのでしょうか…。

本記事では、33話全話のあらすじ、セリフや心理描写をふんだんに盛り込み、臨場感あふれる解説でお届けします。

 

 

閉ざされた眠り姫 キャスト一覧と役柄解説

    • 父・母  陸家の家長。かつては明月を娘のように可愛がっていたが、星辰が帰還してから態度が急変。

    • 長男・光   陸家の跡取り。理性的だが家族の流れに流されやすい。

    • 次男・ 璟鸣(さんめい) 目が見えない。幼いころから明月と強い絆を持つ。

    • 三男・軒  けんかっ早いところもあるが、いつも明月を守ってくれた。また、明月に白猫「団子」を買ってきてくれた優しい兄。

    • 明月 (ヒロイン) 孤児院から引き取られた養女。優しく家族思い。先天性低血糖を抱えている。

    • 星辰  陸家の実娘として迎えられたが、実は孤児院出身。野心と嫉妬心の塊。

    • 雲おばさん  陸家の家政婦。唯一の明月の味方。

    • 団子  白猫。三男が買ってきてくれた明月の大切な家族。

 

閉ざされた眠り姫  前半あらすじ(セリフ入り)

陸家の社長・陸光は、自らが計画する「明月・睡眠計画」に誇りを持っていた。

計画名に冠された“明月”は、彼の妹の名前だ。

明月は孤児院から養女として迎えられ、幼い頃は家族の愛情に包まれて育った。

 

主人公の明月が16歳のある日、実の娘の星辰が孤児院から帰還。陸家は大喜びしたが、それは明月にとって地獄の始まりだった。

父も母も兄たちも、星辰に溺愛し、夢中になり、明月は影の存在になっていった。

家族の態度が一変していく。

 

「養女のくせに…」「代用品でしかなかったんだな」。かつて優しかった兄の口からも、刺すような言葉が漏れる。

幸せっだった日々は、まるで幻のように崩れていった。

 

 

18歳の誕生日、明月は密かに 兄のために、陸家の家族のために、睡眠計画 に志願することを決意する。
同時に、目の見えない次男のための角膜移植も希望していた。

 

 

「これからは私がお兄ちゃんの目になるよ」幼い頃そう言った約束を、彼女はずっと守ろうとしていた。

 

  ある日、睡眠計画に志願者が現れたとの報せが入り、陸社長は満面の笑みを浮かべた。

「これでついに計画を実行に移せる!」期待に胸を膨らませながら尋ねる。

「そのボランティアは誰だ?」返ってきた答えは

「孤児だそうです」陸社長は頷いたが、それが自分の妹・明月であるとは、夢にも思わなかった。  

 

誕生日の前日、帰宅するとテーブルの上に綺麗なハイヒールが置かれていた。

明月は兄からの自分への誕生日プレゼントかと思い手に取る。しかし、それは、星辰へのプレゼントだった。

「うぬぼれるな。靴を拭いて星辰に謝れ」かつて優しかった父の声は冷たかった。

部屋も星辰のために奪われ、明月は汚れたゲストルームへ追いやられる。

 

ある日、唯一の慰めだった愛猫・団子が殺され、ゴミ箱に捨てられていた。

明月は、星辰が殺したと思い詰め寄る!しかし、それをみた兄が、明月をひっぱたく。

泣きながら土に団子を埋めるその姿を見て、謝罪する兄3人。

もちろん、あとで判明するが、猫を殺したのは星辰である。

 

 

閉ざされた眠り姫  中盤あらすじ〜陰謀と濡れ衣の真相

スリープ計画のボランティア立候補者が現れたことで、睡眠計画は現実のものとなり、祝賀パーティを開くことにした陸家。

そして、計画発表パーティーの日、兄が宣言する。

「計画の名前は“星月スリープ計画”に改めます!」明月は耳を疑い、星辰は笑みを浮かべた。

 

「今日は特別な日だ!」と胸を張る兄。

明月は小さく期待して問いかける。

「覚えてる?今日は何の日か」

兄は笑顔で「もちろん。睡眠計画の発表パーティーだよ」と答える。

誕生日のことなど、誰も覚えていなかった。

 

一方、星辰は罠を仕掛ける。

目の見えない兄が、熱い焼き網に顔をぶつけるように仕向ける。

しかしその時、それに気付いた明月が兄の前に、飛びこみ、守ろうとした。

しかしその瞬間、星辰が明月の足を引っかけ、明月は転び、あたかも兄を傷つけようとしたように見えてしまった。

観衆の非難、兄たちの疑い。誰も明月のことなど信じなかった。

「嘘つき!」 

 

 

星辰は耳元でささやく。「あなたの猫、みじめに死んだわ」

それと聞いた明月は「殺してやる!」と怒り狂った。

しかし、 その瞬間、星辰はフォークを自分に向け、明月が刺したように見せかけた。

父は絶縁を言い渡す。

「今までありがとう。 さよなら」深々と一礼をして明月は涙を堪えてその場を去った。

 

 

自宅に帰ると、唯一の味方である雲おばさんが、誕生日のお粥を作って待っていた。

「誕生日おめでとう」祝ってくれた。

今まで貯めたお金をおばさんに手渡す。

「幸せでいてね」と抱きしめるおばさんに、明月は「ありがとう…」と微笑み、静かに家を後にする。

 

その足は睡眠計画の研究所へ向かっていた。

 

パーティー会場で、兄たちはようやく気づく。「今日は…明月の誕生日だ」慌てて探すも、もう遅かった。明月の姿はどこにもなかった。

 

 

 

閉ざされた眠り姫  ネタバレ〜真実判明と後悔の理由

パーティの翌日、次男の角膜手術は無事成功し、家族は歓喜に包まれた。

初めて、自分の目で父と母、そして兄弟たちの顔を見つめる。

提供者のおかげで視力が戻ったと感謝の言葉が漏れる。その角膜提供者が、明月とも知らず。

 

その時、医療スタッフが入ってきて訪ねる。

「明月さんが最近、定期健診に来られていないのですが、どういうことですか?」

「定期健診?…それは何のために?」と兄が問い返す。

「彼女は先天性低血糖です。重症化すればショック死する危険があります」

家族は顔を見合わせた。

 

思い返せば、体調が悪そうにしていた彼女に浴びせたのは、心配の言葉ではなく、
「演技するな」「嘘つき」「いい加減にしろ」冷たい言葉の数々だった。

 

何も知らず、何も気づかず、傷つけ続けてきた自分たちを、家族は深く悔いた。

 

 

殺された猫・団子にそっくりな猫を見つけて、明月を喜ばせよう!
そう考えた家族は、猫の写真が手元にないため、監視カメラの映像から団子の姿を探すことにした。

しかし、そこで映し出されたのは衝撃の光景。
猫の団子を殺し、さらに明月を陥れようとしている陸星辰の姿だった。

真実を知った家族は、2年間もの間、明月に冷たく接し、ひどい仕打ちをしてきた自分たちを深く後悔し、言葉を失った。

 

そしてその時、1通の手紙が届く。
それは、次男が角膜移植の提供者へ送ったお礼状。

しかし、その手紙はなぜか自宅に戻ってきます。
「おかしい…なぜ返ってくる?」と疑問を抱いた次男は、急いで明月の部屋へ向かった。

引き出しを開けると、そこには角膜移植の同意書が。

その瞬間、家族は知ることになる。角膜の提供者が、他でもない明月だったことを。

 

さらに、部屋の奥から見つかったのは、明月の死亡証明書。
長男の脳裏に、ある可能性がよぎる。

3ヵ月間ずっと、行方不明の明月。もしかして、睡眠計画のボランティアは…明月なのではないか。

 

雲おばさんに、明月の行先を聞く家族。

すると、雲おばさんがUSB(動画)を差し出した。そこには、明月の穏やかな声があった。

「孤児院から出してくれてありがとう。
あなたたちが愛してくれた日々は信じてる。

お父さん、お母さん さよなら
あたたかい家族を有難う 

心から祈ってる 実の娘を見つけられて、良かった しあせにね
恩を心に刻む 娘として妹として幸運でした

美しい夢を与えてくれてありがとう
夢が覚めた
私も去らなくちゃ

来世では、もう家族にならないで」

 

動画が終わり、振り返ると 後ろに星辰が立っていた。

 

 

三男は怒りに震え、「殺してやる」と首を絞める。

そのせいで、星辰が倒れ、病院に運ばれる。

医師が告げる。「心臓病の遺伝が出ています」

 

しかし陸家に心臓病の遺伝は陸家にはないことに気付く家族。

カルテを確認すると、星辰の血液型はB型。父も母もA型。

「まさか…お前は本当は俺たちの娘じゃないのか?」

なんと、実の娘は明月であり、星辰は全くの他人だったのだ。

星辰は薄く笑った。
「そうよ。じゃあ何?どうせ私も孤児。なのに、なぜ明月だけ愛されたの?」

続けて星辰は言った。

自分では(明月のこと)愛してるといいながら、本当に愛してたの?
意図も簡単に騙されたでしょ?
迷わず私の味方して、
あんたたちの愛って、信じず、無視し傷つけること
自分たちで連れ戻して
自分たちで捨てたの
彼女を絶望させたのはわたしじゃない、あなたたち家族よ

 

 

精神病院に星辰を入れろと命ずる 光兄(陸社長)

 

 

陸社長は研究所へ走るが、すでに実験は始まっていた。

明月は睡眠計画のカプセルに入り、無菌室で眠りについていた。

 

実験は一度始まると中止できず、30年という長い歳月が流れていく。

家族は後悔と自責の念に苛まれながら、30年間、その日を待ち続けた。

 

閉ざされた眠り姫 結末ネタバレ&ラストシーン考察

30年後、カプセルの蓋が開く。

明月は18歳の愛らしい姿のまま、ゆっくりと歩み出た。

 

家族は涙を浮かべて駆け寄るが

「私たちはお知り合いですか?すみません 通してください」軽く一礼して通り過ぎ、笑顔でスキップする、二度と振り返ることはなかった。

 

 

「閉ざされた眠り姫」は、家族の愛と裏切り、そして償いを描いた全33話。

養女として育った明月が、家族のために角膜を提供し、30年間眠り続けるという壮絶な自己犠牲を選びます。

しかし、目覚めた時には記憶を失い、家族の元には戻らず、自分の人生を歩き出す…という切ない結末でした。

この物語のポイントは「気づくのが遅すぎた愛」

家族は明月を追い詰め、裏切り、失った後でようやく彼女の本当の存在の大きさに気づきます。

星辰の悪事や、明月が実の娘だったという真実が明らかになるも、それはもう取り返せないタイミングでした。

30年の眠りから目覚めた明月は、かつての家族を「知らない人」として通り過ぎます。

 

 

これは、記憶喪失という設定だけでなく、過去の傷が彼女の中で“完全に終わった”ことを象徴しているように思えます。

ラストシーンは、切ないけれど明月がやっと自分の人生を自由に生きられるスタート地点でもあります。

もしも家族がもっと早く彼女を信じ、守っていたら  そんな「もしも」が胸に残る物語です。

 

この物語を通じて、「愛とは何か」「許しとは何か」を考えさせられました。

 

そして余談ですが…明月役の女優さん、上戸彩さんみたいにめちゃくちゃ可愛かったです。

星辰役の女優さんは、ちょっとみちょぱ似。キャスティングまで妙にハマってました。

 

 

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★愛媛県の40代主婦★
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