壮絶な裏切りと復讐、そして愛の再生を描くドラマ『孤星の誓い〜裏切られし龐児の復讐〜』全70話にわたる長編ストーリーが、現在ドラマボックス(Drama Box)アプリで配信中です
現時点では吹き替え版はなく、日本語字幕版のみ視聴可能となっています。
主人公・笹木安彦が家族や婚約者、そして養子として迎えられた森本裕也に裏切られ、地獄の刑務所生活を強いられた後、芸術界の巨匠・黒崎先生の導きで新たな人生を歩み出す物語。しかし過去のしがらみは彼を放さず、数々の陰謀や命を賭けた駆け引きが繰り広げられます。
愛憎と策略が渦巻くこの物語の詳細なあらすじや、キャスト、についてまとめました。
目次[表示]
孤星の誓い〜裏切られし龐児の復讐〜|あらすじ前半
「家族に裏切られ、婚約者にも捨てられ、無実の罪で投獄」主人公・笹木安彦の人生は、たった一度の罠で地獄へと突き落とされます。
その黒幕は、笹木家に養子として迎えられた孤児の森本裕也。
彼は孤児という背景を武器に、弱々しく見せかけた演技と巧妙な嘘で家族の心を掴み、安彦を陥れる計画を着々と進めていました
裕也の罠は残酷でした。
安彦は「裕也を階段から突き落とし、その後車で轢いた」という虚偽の罪で逮捕され、実の姉、婚約者の杉本早苗、そして両親からも見放され、投獄されます。
刑務所での3年間、拷問や体罰に耐える毎日。長い孤独と暴力で、安彦は閉所恐怖症にまでなっていました。
やがて出所の日。婚約者の杉本早苗が迎えに来るも、差し出した手を拒む安彦。その手には、刑務所で暴行された傷が。
しかしながら、彼の出所を心待ちにしてくれてた人もいました。チェロ界の伝説的人物・黒崎先生でした。
「君の才能を埋もれさせてはいけない。名前も身分も変えて、国際舞台の星にしてみせる」
差し伸べられた手に、安彦は新しい人生を賭けることを決意します。
再び襲いかかる罠
しかし、裕也の執念は終わりません。
出所後すぐ、裕也の大切にしていた犬を傷つけたと濡れ衣を着せられ、「やっぱり犯罪者だ」と家族に罵られます。
さらに「出所祝い」と称した家族との車移動では、裕也が安彦に催眠薬を飲ませ、壁に縛りつけ殴打。
さらに、自分も壁に縛り付けられたように見せかけ、爆弾が仕掛けられたと騒ぎ立ます。
裕也を助けるか、安彦を助けるか!
しかし、家族は安彦を置き去りにして裕也だけを救出します。…この家族、本当に血がつながっているのか疑いたくなるレベル。
そして、さらに驚くことに、
裕也は爆発事件を「安彦の自作自演」と偽り、家族の信頼をさらに奪っていきます。(本当は裕也の自作自演なのに)
孤星の誓い〜裏切られし龐児の復讐 中盤あらすじ・ネタバレ
婚約と裕也の新たな策略
ある日、母の大切な指輪が割られる事件が発生。犯人は裕也ですが、またしても安彦に濡れ衣が着せられます。
さらに、かつて「27歳になったら結婚しよう」と約束していた安彦と杉本早苗。
しかし、裏切りの数々を経験した今、安彦の心はもう早苗には向いていませんでした。
そんな中、どうしても二人の結婚を阻止したい裕也は、首を切って自殺を装い、「早苗と結婚しないで」という手紙を残します。
これを見た家族はさらに優しくなり、「裕也のために結婚してあげて、偽装でもいいから」と安彦に迫ります。
もはや早苗のことなどどうでもいい安彦にとって、結婚は無意味なものでした。
結局、裕也と早苗が「偽装結婚」することに。
しかし、式は豪華絢爛で、どう見ても本物同然。裕也は「偽装でもキスしたい」と早苗に迫り、頬にキスをもらって満足げな表情を浮かべます。
3日後の旅立ちを控え、思い出の写真をすべて捨てて出発の準備をする安彦。
そこへ早苗が現れ、なんと婚約者であるはずの、愛すべき人安彦に、結婚式の招待状を渡してきます(この時点で茶番感MAX)。
裕也は、家族がいないところではまるで別人です。
「お前の家族は、みんな、俺のことを簡単に信じた。すべては俺のものだ。お前に勝ち目はない」と安彦に言い放ちます。
さらに家族がいる場でわざと服をハサミで破り、「安彦に破られた」と嘘をついて見せ、またしても家族の信頼を奪っていきます。
そして、サイレントで口だけ動かしながら「お前には勝ち目はない」と吐き捨てる裕也…。
USBに込めた反撃
安彦は、これまでの裕也の悪事を全て記録したUSBを用意し、裕也と早苗の結婚式当日に届くよう手配しました。
結婚式は豪華絢爛。表向きは「偽装結婚」らしいですが、どう見ても本気モードの演出。
式が始まり、USB映像が再生されると、裕也の陰謀や刑務所での拷問映像が会場中に響き渡ります。
両親は「よくも騙したな!」と裕也を殴り、早苗も裕也を踏みつけ、「こいつを刑務所に入れろ」と宣言。
しかし安彦はその場にはいません。そのころ、彼は既に家に火を放ち、自分の死を偽装して姿を消していました。
偽装死の余波と家族の後悔
安彦の葬儀が行われ、早苗は自分がデザインした指輪を「遺体」の指にはめ、「あなたのお嫁さんになりたかった。」と涙ながらにキスします。
笹木家の4人は「森本裕也さえいなければ…」と復讐心に駆られます。
一方、裕也は刑務所で拷問を受けていました。それはかつて安彦が経験したものと同じ残酷な仕打ち。
そこへ早苗が面会に現れます。裕也は「頼むから出してくれ、彼に土下座するから」と懇願しますが、早苗は「彼は死んだわ」と告げます。
爆発・誘拐事件がすべて裕也の仕業だったと、ようやく家族は知ります。
そして「爆発の時、誰一人安彦を気にかけなかった」ことを悔やみますが、もう手遅れだと痛感します。
死んでいなかった安彦
警察の調査で、遺体が安彦ではない可能性が浮上。2日前にガソリンやダミー人形を購入していた証拠が見つかります。
死体が安彦でないと判明し、家族は大喜び。きっといつか会えると心待ちにしています。(図々しい過ぎるやろ)
家族は刑務所へ行き、裕也に「安彦は生きていた」と告げます。
さらに家族は裕也に「爆弾」を仕掛けることにします。
それは、裕也がかつて安彦にしたように。。手錠で拘束し、上に爆弾を置きます。結局それは偽物でしたが、、裕也に同じ苦しみを与えたかったのです。
そして、裕也は釈放されます。
そして家族は「これからは安彦を探すことね!」と話し合います…。
孤星の誓い〜裏切られし龐児の復讐 後半 ネタバレ
新しい人生「ロイド」として生きる
安彦は黒崎先生のもとで「ロイド」という新しい名前を手に入れ、世界的チェリストとして成功します。
黒崎先生の娘・子音と婚約し、愛と音楽に満ちた日々を送るロイド。
そんな中、偶然の再会で早苗や家族はロイドをみて、「安彦でしょう?」と詰め寄りますが、彼は冷たく突き放します。
「過去はいらない。今は本当に愛してくれる家族がいる」かつての安彦は、もうどこにもいません。
最後の決戦 裕也の罠再び
安彦が生きていたことを知った裕也、またしても邪魔しに来ます。
交通事故を装ってロイドと子音を拉致。二人を椅子に縛りつけ、灯油をかけて火を放とうとします。
「1人だけ助けてやる、どっちにしようか?」とあざ笑う 裕也
しかし、二人の愛は本物で、お互いを想ってかばいあいます。
「どこまでも一緒だ。それで十分だ」炎の中で誓い合う二人。
裕也が火を放ちました、勢いよく燃える炎!
しかしその時、早苗が火の中に飛び込み、子音を救出。ロイドも一命を取り留めます。
孤星の誓い〜裏切られし龐児の復讐 最終回あらすじ・結末
半月後、ロイドと子音は盛大な結婚式を挙げます。純白の真っ白なドレスとタキシード お似合いの二人です。
その会場の外には、顔に傷を負いながらも幸せを願って見守る早苗の姿がありました。(一瞬、最後にまた邪魔しに来たのか?ドラマボックスあるあるのナイフ劇?と焦る私)
かつての笹木安彦は、もう二度と戻らない。彼はロイドとして、新しい家族と未来へ歩み出すのです。
孤星の誓い〜裏切られし龐児の復讐 キャスト紹介|羽生結弦似のイケメン俳優」
主人公・笹木安彦(ロイド)役には、高い演技力と存在感を持つ若手実力派俳優。

彼の名は、 邓嘉伦 と言います。
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孤星の誓い〜裏切られし龐児の復讐 レビュー・評価
- 主人公の復讐計画が痛快すぎる
裕也の悪事を暴くUSB、そして偽装死という展開は、復讐劇好きにはたまりません。
特に結婚式での映像暴露シーンは爽快度MAXです。

- 家族との関係に感じる切なさ
序盤の家族の冷酷さは見ていて胸が痛くなるほど。
だからこそ、後半の「もう過去はいらない」という安彦の言葉に重みがあります。
- 黒崎先生と子音との絆が尊い
黒崎先生は、安彦にとって初めて本当の意味で「家族」と呼べる存在。子音との関係も、互いを命がけで守る描写が美しく描かれています。
孤星の誓い まとめ
『孤星の誓い』は、刑務所からの出所という衝撃的なスタートから始まります。
最初の数分で私の心をがっちりつかみました。
暗い空気、張り詰めた沈黙、そして主人公の目に宿る決意!しかも演じているのは、羽生結弦選手を思わせる所作と端正な顔立ちのイケメン俳優・邓嘉倫さん!
裏切りから始まる壮絶な復讐劇は、序盤のドロドロ感で感情を一気に揺さぶってきます。
そして気づけば、新しい愛、真実の愛へと物語はシフト。緊張と安堵、希望と絶望が入り混じる展開に、最後まで視線を外すことができませんでした。
特に胸を打ったのは、ラストの安彦と子音の互いを思いやる場面。
安彦がわざと子音に嫌われるように毒を吐くシーンでは、見ているこちらの胸が痛みました。
しかし、子音は寸分も疑わず、「あなたがわざと言ったの、知ってるわ」という態度を崩さない。
その深い信頼に、気づけば頬を涙がつたっていました。
序盤のドロドロ、終盤のスカッと感、そしてラストの切なさからのハッピーエンド!
『孤星の誓い』はただの復讐劇ではなく、心をえぐり、そして温める物語になっています。
見終わった後もしばらく余韻が抜けず、「あの二人は今もどこかで…」と想像せずにはいられませんでした。
是非、見てみてください!