ドラマボックス『啓蟄(けいちつ)』は、平凡な青年と思われていた陸田が、実は超大物「龍殿」だったという壮絶な逆転劇。
裏切り・政略・恋愛・家族・復讐が入り乱れる物語
登場人物もめっちゃ多くて分かりくかったので、相関図、登場人物について以下にざっくりまとめました。

目次[表示]
啓蟄 主人公 陸田 聖然(りくた・せいぜん)
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愛称:龍伝様/竜王様
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かつて具 伊秋玲に尽くしたが、裏切られる
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海外で不法滞在のバイトをしていた“底辺の男”と周囲から見下される
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正体は“龍殿”であり、後にその身分が明らかになる
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新馬傲雪との契約結婚を経て、本物の絆を築く
啓蟄 ヒロイン沈 馬傲雪(しんばあおゆき)
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沈馬グループの女社長
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家族から政略結婚を強いられるも、それを拒み、飛行機で隣に座った陸田に「契約結婚」を申し込む
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陸田の正体を知らぬまま惹かれていき、本当の愛を知ることに
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沈馬家の発展を願う祖母から強いプレッシャーを受けている
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具 伊秋玲(ぐい・しゅうれい)の役割と人物像
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陸田の元恋人
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陸田の支援(10年に渡る学費・生活費)により社会的成功を収める
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地位や立場の違いから陸田を捨てるが、後に後悔
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家柄は平凡で、財閥とは無関係
天王野 坊様(てんのうの・ぼうさま)の特徴と立ち位置
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秋玲の新たな恋人
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父は沈馬グループの重役
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陸田を「底辺」と罵り見下すが、後に何の力もなく。悪役的存在。
曹 路地ファミリーの人物紹介
■ 曹 路地(弟)
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陸田の存在に気づかず、暗殺を試みた人物
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野心家で危険な存在
■ 曹 路地(長男)
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傲雪に政略結婚を提案されるも断られる
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プライドが高く、陸田との関係を快く思っていない
🏘️ 北陸道 三大家族(陸田の支持勢力)
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永瀬家
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青葉家
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小林家
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政財界に影響力を持つ名門三家
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陸田とは血縁関係はないが、彼を“龍殿”として支持する立場となる
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曹家との権力争い・対立構造の中核を担う
啓蟄 ⚔️ 対立構造・政治的背景
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曹家 vs 陸田(龍殿)+三大家族(永瀬・青葉・小林)連合
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主に結婚問題・会社経営権・投資先利権をめぐって対立
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傲雪との結婚や陸田の真の身分をめぐる駆け引きが物語の軸となる
啓蟄あらすじ(第1〜21話)|契約結婚と裏切りの序章
政略結婚を強いられる沈馬傲雪は、飛行機で隣に座った“底辺の男”・陸田に突然「結婚して」と持ちかける。しかし、陸田は「愛する人がいる」と断る。
その愛する人──具 伊秋玲の就職に合わせて帰国した陸田だったが、彼女の就職の宴で
彼女とその母からは「不法滞在のバイト」「底辺」「身の程知らず」と繰り返し罵倒される。
一方、傲雪の企業は“龍伝家”との商談で大成功。その裏には陸田の存在が…。やがて、傲雪は陸田がキーマンだと知り、彼を探し始める。
秋玲はすでに新馬グループ重役の息子・天王野と交際。陸田の正体も信じず、さらなる屈辱の言葉を浴びせ続ける。
そんな中、パーティー会場で陸田が傲雪と登場するが、誰も彼女が社長だと気づかず、娼婦呼ばわりで皆が、ふたりを侮辱。
啓蟄あらすじ(第22〜63話)|逆転劇と“龍殿”の出現
天王野の父(新馬グループ副総経理)すら、傲雪が女社長であることを知らず、冷遇する。
そして“彼女が座った椅子が回る”──顔を見た瞬間、傲雪の正体が沈馬社長であることが明らかになり、周囲は一気にひれ伏す。
陸田の正体を知らないまま、傲雪と陸田は本当の結婚を決意。
沈馬家の祖母が介入し、曹 路地家 長男との政略結婚を迫るが、傲雪は毅然と拒否。
その後も、陸田と傲雪は周囲から何度も侮辱され、暴力すら受けそうになるが、三大家(永瀬・青葉・小林)が陸田を支持しはじめる。
陸田の正体が「龍殿」であるという伏線が、少しずつ浮かび上がっていく。
啓蟄あらすじ(第64〜90話 最終話)|正体の解明と最終決戦
傲雪の祖母は再び傲雪を破門。
曹家の長男・次男が現れ、傲雪と陸田を侮辱・排除しようとするが、陸田は超常的な“力”を見せ、彼らを圧倒。
三大家の父たちが登場し「陸田様に無礼は許さない」と発言。周囲は混乱。
さらに、謎の女性「龍氏様」の登場によって、陸田が“龍殿”であることがついに明かされる──。
ひれ伏す全員を前に、陸田は「自分を侮辱した者たちの罪を問う」と毅然と語る。
秋玲と母はショックを受け、「だまされた」と責めるが、陸田は「打ち明ける前に、お前たちが別れを告げた」と淡々と答える。
最後に、曹家の当主が“神器”を抜けるかで龍主であるかを試す。
──陸田は剣を抜き、真の「龍殿」として認められ、傲雪と共に未来へ歩み出す。
まとめ 啓蟄を見ての感想
ドラマ『啓蟄』は、青年が身分を隠して、学歴も地位もない“底辺の男”として、何度も何度も周囲から罵倒され続ける姿に、視聴者としては「違う!彼は本物なのに…」とつい感情移入してしまいます。
ドラマの中で彼が浴びる冷たい言葉や蔑んだ視線は、決してフィクションだけの話ではなく、現代の社会でも見えない形で存在していると思います。たとえば、履歴書に書かれた学歴や肩書きで判断されたり、見た目や話し方だけで扱いを変えられたり…。
そんな「評価されない立場」の人間が、実は誰よりも誠実で賢く、本物の力を持っていた。
そんな陸田が“龍殿”として覚醒し、すべてをひっくり返す痛快な逆転劇は、まさにドラマの醍醐味。
イライラからスカッとジャパン的な展開で、とにかく爽快!
そしてなんといっても、沈馬傲雪役の女優さんの美しさ。品格と強さを併せ持った存在感は、まさに息をのむほどでした。
この記事を参考に、怒り・涙・歓喜が詰まった『啓蟄』の世界を、ぜひもう一度堪能してみてください✨
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